今一番美味しい投資先はFXだと思っているわけなのですが、 ところで、FXは本当に投資と言えるのでしょうか?(9/18日号の続き)
1つ大きな疑問は通貨を買うことが投資と言えるのかということです。
そもそも「投資の定義」が、はっきり決まってないと思いますが、一般的に投資とは資産価値があるもの、つまり株や債券などの有価証券・不動産・知的財産等で長期的に運用することであり、その他の短期的な運用を投機と呼んでいると思います。
(デイトレなどは株でもFXでも投資ではなく投機ということでしょう)
しかし、FXは証拠金を元に、通貨を借りてきて通貨を買う行為であり買うものは通貨です。
そして通貨を買うということはつまり両替です。
両替をすることが投資であれば、銀行の窓口では毎日投資をしていることになってしまいます。
FXは投資という概念とは本来は親和性が高くないのだと思います。
現在、国もFXは投資だと判断していないと思います。
有価証券でもなく、たんなる両替ですから、インサイダーという概念すらありません。
しかし、(レバレッジ1倍として)単純に通貨を買うだけで、債券を買ったり、長期の外貨預金をするより金利が高いということは、債券(外債)や外貨預金よりローリスク・ハイリターンな投資であるということです。
通貨ですから、債券よりはるかに信頼度が高いわけです。
これは立派な投資と言えるでしょう。
しかも手数料は1/10以下になるわけです。
しかも、今の時期は売り通貨である円が超低金利を続けており、高金利通貨が円に対して大きな上昇トレンドであるという美味しい状況になっているわけですから、少なくても今は美味しい投資先となっています。
但し、レバレッジを上げていくと投機に近づいていきます。
また、スワップ金利を払いながら円買いをしている人は投機です。
為替の世界に長くいる人は最近、素人が為替ブームで為替に入ってきたなと思う程度の認識で、今が美味しい投資の時期であることに気がついていない方が多いように思います。
もともと為替は投資だと思っていないからです。
私たちが、今の時期に為替をやっているのは、為替が今、美味しいからです。
FXより美味しい投資先があれば、FXをやる必要はありません。
勿論、私の投資先のほとんどはFXです。
こんなに美味しい時期はないですから・・・・
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米ドル・豪ドル
ドル/円については中間選挙後も大きな動きはない状況です。
米国が面白いところは、ネオコンが表面上姿を消しても、路線は変わらないというところです。
今回の中間選挙で民主党が勝ちましたが、ネオコンが作った規定路線は続くように思います。
ということは、中東の混乱は続くということです。
ちなみに、有事で一番弱い通貨は円です。
基本的に大きな円安トレンドの中にいますが、今年も12月後半は下落する可能性があるので、今の相場展開の中では積極的にポジションを作りたくないところです。
但し、これから大きな調整が入れば、そこは買い増したいと思っています。
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