日経225は、下げています。
前号で日経225の売りポジションを持った人は売値下にストップロス移動です。
大きな視点で見た場合、株の下落は、まだ始まったばかりという認識です。
現在、日経225・ニューヨークダウ・豪ドル/円、それぞれ
目先の天井で、売りポジションを持つ戦略です。
■今の相場で損をしている人は 日刊ゲンダイに連載記事より
現在、株式市場には次の2種類の人が多いと思います。
(1)株の高値ゾーンで買ったポジョションの暴落により資産が大きく目減りした人
(2)新規に売りを仕掛けたものの、上昇によりパンク寸前、もしくはパンクした人
なぜ、こうなるかといえば投資・トレードのスキルを身に付けてなかったため
正しいマインドセットを身に付けていなかったことが原因です。
正しいマインドセットが身に付けていないと次のような状態に陥ります。
・ルール無視(高レバレッジ・ストップロスを入れない・抵抗ラインでポジションを持たない)
・恐怖と欲で投資・トレードをして大衆心理になる
・失敗を他人のせいにするので同じ間違いを繰り返す(自己責任が大切です)
レバレッジとは、元本より大きな金額を取引することで、その人の欲に比例します。
欲深いほどレバレッジが高くなり、損をしやすくなります。
抵抗ラインとは、そこから反転・続伸するところでありローリスクハイリターンのポイントです。
中途半端なポイントでポジションを持つことが損失になります。
恐怖と欲で投資・トレードする大衆心理は常に損をする間違ったマインドセットです。
実は株の長期上昇相場でも損をする人が多いのです。
高度成長時代の長期右肩上がりの株式相場の中でも、買いで損をする人が多かったです。
目先の天井でポジションを持って、目先の底で売る人が多かったのです。
大衆心理になると、目先の天井圏まで急騰する相場に置いていかれたくない、儲けたいという欲で買い、そこが天井となり急落し底近辺になるころは恐怖で売るのです。
これは長期下落相場でも全く同じで売りポジションだけしか持たないのに損をします。
自己責任は投資でも仕事でも極めて大切なマインドセットです。
昨年より、日経225等の売りポジションを目先の天井で持つことを推奨していますが、注意点は次のとおりです。
・レバレッジを高くしない 日経225の場合は1倍以下(為替は5倍以内)
・ストップロスを確実に入れる
ストップロスをきちんと入れることは大切ですが、入れない人が多いです。
特に売りポジションの場合にストップロスを入れない人が多いので売りでパンクする人が多いです。
・抵抗ラインでポジションを持つ
・短期と中長期を混同しない
短期と長期の取引を、頭の中で完全に切り分けることが大切です。
乱高下する相場では、特に正しいマインドセットを繰り返し意識する必要があります。
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本記事は「イーグルフライ」から抜粋編集。
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