以下、新イーグルフライの記事の一部を編集したものです。
2010年12月8日から激動が加速すると予測してきました。
それから2ヶ月ほど経過しましたが、日本、そして世界で、一般的なニュースの中でも激動の加速を感じるようなものが目に付くようになってきました。
・エジプトの政権交代(→中東の民主化)
・観測史上初の雪・洪水・寒波など、観測史上初という言葉が頻繁に出てくる
・地震 (東京でも小規模な地震が増えてきたように思います)
・新燃岳火山の活発化
・鳥インフルエンザ
・食料価格上昇
今回、エジプトではデモ騒動から発展し、ムバラク大統領の辞任ということになりましたが、発端の一番の原因は穀物価格の上昇により、国民が食っていけないという現状に反応した結果です。
食料価格の上昇は政権転覆につながることを見た、他の新興国は、政権安定化のためにインフレ対策を取ることなり、それは金利上昇です。
中国が金利上昇させたのも、エジプトを見ているからということもあるでしょう。
インフレを抑えないと政権を維持できないわけです。
金利が上昇することは、景気後退と株価下落につながります。
結果的に、それを嫌って、新興国の株から先進国へ株へとお金が動くことになります。
金(ゴールド)や穀物は長期上昇モードです。
一番大事なことですが、エジプトのムバラク大統領が辞任したことにより、今後、エジプトではイスラム勢力が強くなると判断しています。
これは今後、
エジプト>中東・イスラエル>世界
という順番で、政治・金融(為替・株・債権・金・穀物)・戦争等に影響を与えていく可能性があるということです。
エジプトは小国ですが、イスラエルの親派であるエジプトがイスラエルへの態度を変えると、 中東でのイスラエルの立場が弱くなり、パワーバランスが崩れます。
パワーバランスが崩れると、イスラエルが過激に動き出す可能性が高くなります。
大きな視点で見ると世界の歴史は、イスラエルの歴史であり、イスラエルに変化があると、それは世界の歴史に影響を与えることになります。
ところで、聖書には、
「イスラエルを祝福する者は祝福され、イスラエルを呪うものは呪われる」
という大原則があります。
これは、過去、反イスラエルとなった国や人物が、その後、苦境に陥ることからも分かります。
ちなみに、オバマ米国大統領は、反イスラエルと言って良いかと思います。
新イーグルフライは、中東の専門家である水口章氏、そして金森薫氏も執筆しており、注目してきましたが、いよいよ中東情勢が転換してきた大事な局面だと判断しています。
一番大切なことは、恐れないことです。
人の心に恐れを持たせるために、事件が起きると考えてください。
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