今週に入り、日経225もドル/円・豪ドル/円も続伸です。

現在、各相場は短い足での短期的取引が中心となります。
・ドル/円 日足ボリンジャーバンド
http://www.pro-fx.info/ef/pic141104-1.gif
・豪ドル/円 日足ボリンジャーバンド
http://www.pro-fx.info/ef/pic141104-2.gif
・日本株(日経225) 日足
http://www.pro-fx.info/ef/pic141104-8.gif

(タイミング的にも内容的にも)米国のQE3が終わり、その代替役を日本が引き継いだようです。

それができるのは日本しかありません。

日銀の発表に、世界の株と為替が大きく動き、相場の動きのダイナミックさからも米国のQEの役割を引き継いだ感が強いです。

すでに、日本のETFの1/2~1/3は日銀が保有しているようですがさらに買い増していこうとしています。

現在、日銀が日本株の主たる買い手になっています。

そして、来年末には、国債の3割を日銀が保有する予定です。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDF03H0B_T01C14A1NN1000/

金融の世界は、現在、思いっきり政策で動いており、過去、人類が経験したことがないレベルです。

壮大な実験をやっているわけで、その結果は誰も見たことがありません。

このバブル崩壊による株価暴落は怖いですが、同時に(その後の?)大きなインフレがきて株価急騰というシナリオも怖いです。

どちらにしても、激動の時代は、大きな動きになるので、じっくり見ていく必要があります。

まずは消費税増税発表前後が目先の天井で、各相場の売り仕掛けポイントです。

アベノミクスでは
「物価を上げれば賃金も上昇し、景気も良くなる」
というロジックですが、

普通に考えれば、
「景気が良くなると物価が上がり、賃金も上昇する」
というのが本来のロジックです。

ロジックが間違っていながら突き進むと、ある時から金融をコントロールできなくなる可能性が高くなっていきます。

日銀が、通貨供給量を増やしていくとインフレになるわけですが、あるレベルを超えると日銀がインフレをコントロールできずに、大きなインフレで物価急上昇、賃金は停滞という状態に陥る可能性が高くなると思います。

いずれにしても、過去にない激動相場になるということであり、うまく立ち回ることが大切な時となります。

金(ゴールド)/円は、買い目標値の4200円/グラム(税抜)を付けていたので、少し買いました。

本無料ブログ・イーグルビューは新イーグルフライhttp://www.eagle-fly.com/mm/からの抜粋・編集したものです。