(新イーグルフライから、一部抜粋編集したものです)
先週まで、米国株(ニューヨークダウ)が上昇してきて他の相場を上げてきたような相場でしたが、中国株や、商品は軟調でした。
今週になって、今まで軟調だった中国株が反転上昇、それを受けるように商品相場が上昇してきました。
金(ゴールド)は急騰してきましたが、これは、投機筋の売りの買戻しが大きいのかと思います。
(買いポジションを売りポジションに反転させていた投機筋が多かった)
今の雰囲気(センチメント)は、リスクオン(リスクを取る)方向で、株やクロス円など、どこまで上昇するかは分かりませんが、目先は上昇相場が続きそうです。
但し、センチメントの急変に注意。
米国株(ニューヨークダウ)は、10月26日の欧州連合(EU)首脳会議前に一旦下落したものの、その後、再上昇しています。
結局、現在、全てが米国株(ニューヨークダウ)次第という相場になっています。
米国株(ニューヨークダウ)の堅調さは、悪材料に皆が慣れて飽きてきて上昇ということかと思いますが、相場では
皆が悪材料が多いことから下げを予測していて身構えている状態では下げずに皆が楽観視していると下げるという性質があります。
短期派は、目先の各相場の上昇についていくことになりますが、短期取引もニュ-スで大きく動く敏感な相場であり、相場の急変の可能性もありますので、ポジションを軽くしたり、ストップを上手に活用して逃げるように備えておく必要があります。
豪ドル/円は堅調ですが、豪ドル/円の目先の反転下落ポイントだと予測されるボリンジャーバンドの+2σ(シグマ)(現在82円)ですが、その前に豪ドル/ドルが、ボリンジャーバンドの+2σ(シグマ)に接近しているので、豪ドル/ドルの動きも見ておいてください。
豪ドル/円は、米国株(ニューヨークダウ)とユーロに連動していますが、ユーロ/ドルも、目先の(短期的)調整入りが近そうです。
(調整は小さいかもしれません)
金(ゴールド)のCFD(短期的取引)は、ストップを上げながらついていくのが(トレーリングストップ)良いと思います。
●最近の流れを確認すると
(1)8月、株価やクロス円が大幅下落し、突然、金融危機突入しそうな気配となる
株は、それ以前から(何年も前から)手仕舞いされているのが基本
(2)一旦、戻り上昇、豪ドル/円も82.8円を付けて再下落
豪ドル/円は、ボリンジャーバンドの+2σ(シグマ)の83円の少し下がピーク
(買いの手仕舞いと、売り仕掛けポイント)
(3)9月、再下落開始し、金融危機突入しそうな気配となる
商品・新興国株の急落で危険サイン
豪ドル/円72円近辺まで下落
72円近辺は反発ポイントなので短期では買い
金(ゴールド)は、9月の急落後は長期の買いポイント
(4)現在、戻り上昇局面
8月以降、金融危機に突入しそうな、2回の突っ込みがあったわけですが、幸いなことに、今のところ回避されています。
但し、不安定な相場です。
今回の戻りがどこまで続くか分かりませんが、金融危機は、問題の先送りをしているだけなので、クラッシュした時のショックを大きくしていることになります。
つまり、現在は、金融危機の大きな下落の前の上昇相場となっています。
●現在のポジション
短期~中長期の各自の投資スタンスによって、次のように分かれることになります。
○中長期投資の方
・全資産の半分が金(ゴールド)
・豪ドル/円や、最近買った金(ゴールド)のポジションは軽く、
・金(ゴールド)は基本ポジションは、レバレッジ1倍です
・株は持たない。
・VIX指数ETFは、小額持つものなので、そのまま保有でもOK。
・豪ドル/円・金(ゴールド)の新規買いは、セリングクライマックス待ち
○短期売買の方
・売り仕掛けは、手仕舞い済み
・短期的買い 但し、買値より上がってきたら買値の上にストップを入れておく
●注意
・短期と中長期を混同しないこと
相場では、多くの人が短期的取引と中長期的取引を混同して失敗するので、ご注意ください。
短期取引は、特に、何かあったら、すぐ逃げることが大切です。
・ストップロス
今年、多くのファンドが大きな損失を出していますが、ファンドも個人もストップロスを活用できてないことが、最大の敗因です。
売りでは、ストップロスを入れ忘れる方が多いですが、必ずストップロスは入れること。
株やクロス円などの売り仕掛けは、全て短期ですので必ずストップを入れてください。
買ってから上がったら、買値の上にストップ、
売ってから、下げたら売値下にストップ
を入れると良いでしょう。
・不安定な相場の時は、ポジションは軽く。
急変する相場ですので、どうなっても大丈夫なようにしておく必要があります。
・戦略を持つ
短期でも中長期投資でも、必ず戦略を持ってポジションを作ってください。
つまり、手仕舞い予定価格を想定し、反対に行った時に逃げるため、ストップロスを置く。
戦略のないポジションを持つことがリスクです。
現在、各相場のセンチメントがコロコロ変わりますが、この無料メルマガは、新イーグルフライの一部抜粋編集したものなので、連続してフォローされているものではありません。
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