FX(外国為替証拠金取引)は非常に美味しい取引だと思います。

但し、巷では様々な情報が飛び交い、利益が出るまで、様々な失敗をすることが多いものです。

私の独断と偏見で一般個人のFX投資家が熟達するまでの工程を10段階に分けてみました。

あなたは今何段階目でしょう?

○松島流: 一般FX投資家 熟達10段階 (一般思考編)

1) 何も出来ない。
    FXは怖いと思っている。(楽勝だと思っている人もいる)

2) 右も左も分からないが、ポジションを持つ。
    自己判断では出来ず、掲示板や情報を探るが、
    情報を得れば得るほど迷いが生じ、常に不安感がある。
    
3) 短期売買を繰り返し、資産はどんどん目減りする。
    何故、負けてばかりいるのか自分では分からない。
    誰かが自分のポジションを見ていて、
    反対に相場を動かしているように感じる。
    世の中の多くの情報が使えないことに気づきだす。
    FXから撤退も考え出す。
    疑心暗鬼の塊となる。

4)  放っておいたポジションに利益が出ていることに気がつき、
    中長期投資にメリットがあると気がつく。
    良質な情報を求めるが、なかなか見分けがつかなくて悩む。
    少し、明るさが見えてくる。
 
5) 数少ない信頼できる情報が見えてくる。
    自分の予想が当たり始める。
    勝つ確率は格段に上がってきてFXが面白くなるが、
    1回の損失が大きくトータルではマイナスか良くてトントン。
    ロスカットがうまくできない。
    あせりが出てくる。
    
6) ロスカットの使い方がうまくなってきて、利益が出てくる。
    自分の予想があたる確率があがり、自信を深める。
    タイミングの大切さが分かってくる。
    FXの醍醐味が分かってくる。

7) 連勝して自分は天才だと思うようになる。
    個人投資家として最高レベルに達したと思う。
    自信過剰でレバレッジを上げ、更に大きな利益を手にするが
    ある時、大勝負に出て、大きな損失を受け、積み上げてきた
    ほとんどの利益がなくなる。

8) 相場が嫌いになり、ほとんど相場を見なくなるが、
    利益はそこそこ出ている。
    あく抜けする。

9) 相場を遠めに眺めていることが多くなる。
    少しづつポジションを作ることもできるし、
    ここぞと言うときに大量にポジションを動かすこともできる。
    ポジションを持つタイミングが良いのでロスカットは、ほとんどない。
    時間の経過とともに利益が、ほぼコンスタントに増加する。
    待つことを覚える。
    お金への執着がなくなる。

10)  相場はほとんど見ないし、ポジションもほとんど動かさない。
    毎日多額の金利を受け取り、含み益も膨大にある。
    FXの境地。

いかがでしょうか?
何段階目でしたか?

身に覚えのある方も結構いらしゃるのではないでしょうか?

このように先が見えていると、不要な工程は、どんどんスキップすることが可能です。

先が見えることは上達する上で、非常に大切な要素です。